ゴー!江戸、東京

色々、妄想しながら東京を散策

中之郷竹町~千野隆司「雇われ師範・豊之助」 双葉文庫

最初に取り上げるのは「中之郷竹町」

千野隆司「雇われ師範・豊之助」

に登場する町通で現在の墨田区吾妻橋一丁目及び東駒形一丁目付近。




まずは本書の裏表紙より。

「北町奉行・永田備前守正直の三男である豊之助は婿入りの話を断り、剣客として生きる決心をした。師の中西忠兵衛の命に従い、本荘の町道場の師範代となるが、当の師範は借金をつくって夜逃げ!もはや後には引けない。豊之助は懸命にオンボロ道場の立て直しを図るのだったが」


そのオンボロ道場があるのが中之郷竹町。

ということで中之郷竹町探訪の準備をしよう!

このブログは

このブログは越谷の暗渠探訪

https://koshigaya-ankyo.muragon.com/

から飛び出して

東京の「ある町」を訪ねて、

その土地の江戸から明治、大正、昭和の風景や市井の様子を好き勝手に思い描きながら散策。

その顛末を綴ろうというブログである。


ところで「ある町」とは?

私は時代小説をこよなく愛している。そして、そこに登場する江戸の町を古地図で確認しつつ、勝手に小説をさらにアレコレ想像する。

そうこうするうちに、その町に行ってみたく衝動に駆られる。

というわけで「ある町」とは、

時代小説に登場する「その町」である。